BLIAR:

2003年9月27、28日、アメリカのイラク占領に反対する国際行動が世界40ヶ国以上で取り組まれた。10万人が参加したロンドンの反戦行進にはブレア(Blair )をうそつき(liar )でもじる「Bliar 」のプラカードが大量に掲げられブレア政権の虚偽報告をきびしく批判した。
7月28日、ギリシャ法律家協会は「米英の度重なる悪質な行為は戦争犯罪と人道に対する罪に該当し、1949年のジュネーブ条約、1954年のハーグ条約、ICC の規定に違反している。被告らはジュネーブ協定の保護下にある個人に対し意図的に多大な肉体的・精神的被害を与えた」とブレア首相、ストロー外相、フーン国防相をICC 国際刑事裁判所に訴えた。
前年、大量虐殺や非人道的犯罪を審議するため設立されたICC は国に自国民が犯した犯罪を調査・起訴する能力がないか起訴する気がない場合にだけ機能する。アメリカがICC 条約を批准してないせいでブッシュ政権は告訴されない。

▲参考資料:guardian.co.uk July29 2003 (TAMA-34掲載、Jan.2004 )