FREE THE FIVE:

国際連合ANSWER(Act Now to Stop War & End Racism 戦争を止め人種差別をなくすために今行動を)の呼びかけでイラク戦争に反対する50万人がワシントンでデモをした1月18日、集会で複数の発言者が戦争と人種差別に対する闘いには政治犯で拘束されてるムミア・アブ・ジャマル(元ブラックパンサーのジャーナリスト)、レオナルド・ペルティエ(2人のFBI 捜査官殺害容疑のアーティストで作家)、ジャミル・アル・アミン(白人との共闘を拒否する分離主義の学生非暴力調整委員会SNCC 最後のメンバー、イスラームの導師)、そして5人のキューバ人を解放する闘いも含まれると聴衆に喚起を促した。アメリカの刑務所で自由を奪われるCuban 5 とは誰か。
マイアミの極右テロリストグループが無実のキューバ人に暴行を加えるのを食い止めるため右翼の行動を追跡していたジェラルド・フェルナンデス(2件で無期懲役)、アントニオ・ゲレロ(無期懲役)、ラモン・ラバニーニョ(無期懲役)、レネ・ゴンザレス(懲役15年)、フェルナンド・ゴンザレス(懲役19年)がこの5人だ。
1959年以降、異なった道を選択した国民全体を懲らしめるため立案された43年に及ぶ経済封鎖を含め、キューバ国民は合衆国の政策の標的にされている。彼らは罰も受けずに暗殺や破壊工作を指揮してきた「キューバ系米国人財団」や「救援の兄弟」といったマイアミを拠点に暗躍するマフィアのテロ攻撃の犠牲者だった。そのマフィアの多くはカストロ革命による独裁者バティスタ転覆後にキューバを離れた富裕層の出で、別の極右はバティスタ政権側の凶悪な警官だった。しかしCIA を通じて合衆国政府は極右のマイアミマフィアに資金を供給し、訓練を施し、武装させることで重要な役割を演じさせてきたので、FBI はテロリストを逮捕する代わりに赤狩りとでっち上げとで家族や兄弟を防衛するCuban 5 をはめた。
98年9月 FBI に逮捕された後、公平な裁判を受けるのがとうてい無理なマイアミでの7ヶ月の裁判によって2001年12月有罪判決が下される。
クリントン政権当時、キューバから亡命途中で亡くなった母親に連れてこられた少年エリアン・ゴンザレスをマイアミの右翼の手から解放する何ヶ月にも及ぶ苦闘が、国が単にキューバという理由で自分の国で父と息子が一緒に暮らす権利を残酷にも懸命に拒むマフィアタイプの団体の本来の姿を公にさらけ出した。あのときのスポークスマンは犯罪行為で有罪を宣告されてるテロリストだった。

▲参考資料:freethefive.org/whoare.cfm 世界のみなさん、これを伝えるのと組織化するのにどうか力をお貸し下さい。