BLUSTERIZER:

なにがなんでもアメリカがイラク攻撃に先走るとき「ノン!」と言ったフランスへの不快感がワシントンの連邦下院食堂のメニュー表示を変えさせた。そう、フレンチフライがフリーダムフライになった、冗談じゃなく。
大人げなくいばり散らすアメリカ人の手にかかればアメリカ的でない呼び名はすべてこう言い換えられる。 フレンチトーストはフリーダムトースト、ザウアークラウト(フランス同様反感が強まるドイツの酢漬け料理)はリバティリーヴス、タマーレ(賛成に回らなかった中間派メキシコの料理)はリバティラップス、北京ダックはデモクラシーダック、ターキー(トルコ国民と議会は260億ドルにも買収されなかった)はインディペンデントバード、カナディアンベーコンはリバティベーコン、ギニアワーム(虫けらのような国の意地を見せた)はフリーダムワーム。世界はアメリカに、査察官は戦争に、政治手腕、外交手腕は戦争に、そして平和は戦争になる。

▲参考資料:www.markfiore.com(即効性のあるパロディアニメ) 朝日新聞3/28 2003