GM:

戦争がなにより好きで億万長者の数も軍事予算の総額もダントツの世界一、国別二酸化炭素総排出量の比較では一人が54人分もの量を毎年排出する国アメリカは遺伝子組み換え食品でも大国だ。
干ばつに見舞われ飢えてはいても遺伝子組み換えトウモロコシはいらぬと7月アフリカ南部の国ザンビアがアメリカの食糧援助を拒否した。遺伝子操作して害虫に強いなどの特性を持たせたGM (遺伝子組み換え)種は「健康被害や在来種との交配、生態系への影響が予知できない」というのが拒絶の理由。
一方、「安全だ。わが国でも食べている」と反発するアメリカはFDA 食品医薬品局が10月にコーンやポテトが原料のスナック菓子やシリアルに貼られてる「遺伝子組み換え原料不使用」表示のラベルをはがすようメーカーに命じた。「ラベルが商品をよく見せる。遺伝子組み換え食品は劣ってると誤解させる」がその理由。で、消費者の知る権利や選択の自由はどうなるの?
レーガン時代、アメリカは予算削減で学童にケチャップは野菜と言って推奨している。

▲参考資料:朝日新聞10/14,2002 Asahi.com 7/6,2002
●TAMA-32掲載、FALL 2002