KOREAN HEMP HISTORY :

ヘンプ(大麻)繊維の最古の織り手を調査する会社が大々的に無視されてきた韓国の貴重な大麻栽培の歴史を発見する。それはまったく固有のヘンプ・カルチャーで、韓国人はおよそ5千年のあいだノンストップでヘンプを育ててきていた。
ソウルから数時間の山間の村は「TAEGOOCK/陰陽」シンボルの起因とつながる陰陽という男(北朝鮮)と女(南朝鮮)の分割を意味するTAEBAEK山区域にある。韓国の国旗にあるYIN AND YANG(陰陽のパターン)はもちろん知ってるよね。 この小さな村が古代機織りの伝統を生かし続ける3人のおばあちゃんをかくまっていた。
84歳のおばあちゃんの家には涙がこぼれるほどたくさんのカンナビス・ヘンプ栽培に使う伝統の道具があった。二人目の唖で盲に見えた孫を背負ったおばあちゃんはひとたび機織りの前に座るとそれはもう絶頂状態で壮観!
足の親指にループになったヘンプの糸を滑らせるとそれを引いてぴんと張り織布にする。韓国で一番の織り手は91歳のおばあちゃん、夜空の女神のごとく永遠に腰が曲がっている彼女には指紋がなかった。
およそ30センチの布を織るのに数時間、一体これを何に使うのか?
「死人の服を作る」韓国人はヘンプ繊維を1ロール買って(50〜600ドル)伝統の長い埋葬衣を作るのに仕立屋に金を払わなければならない。
「みんなヘンプを着て埋葬されるの?」YES ! ああなんてことか、私たちは偉大な古代の伝統、神話、歌の原点の間近に立っていた! 

◆参考資料:HEMP MAGAZINE Feb.1998(TAMA- 24 掲載、1999 SIZZLE )