DEPLETED URANIUM :

地下施設爆破のための「バンカーバスター」としてアフガンで使われた可能性のある劣化ウラン弾は有毒物質と放射能を広範囲にまき散らし無用の被害を引き起こす。
湾岸戦争で米英軍が使用した爆弾でアメリカ帰還兵3万人以上がすでに死亡している。イラクは目を覆うばかりの惨状だったが国連の経済制裁下でそれが表に出てこない。<劣化ウラン弾の嵐>はカタールのアルジャジーラが製作した現場からの告発のヴィデオ、イラクの子供ばかりか残留物が流れ着くイギリスの海岸の町やアメリカ兵の子供にまで奇形児が!伝わるニュースではそれはコソヴォ、パレスチナにも運び込まれた。
「ビンラディンが核兵器を持ってる」とのうわさの発端は99年10/25 イスラエルの雑誌The Jerusalem Report で、チェチェン・マフィアからアフガンのヘロインと交換に購入したとまことしやかだ。それより気になるのがアメリカのミニ核兵器使用のうわさ。ミニ核兵器B61-11 のことで、F16 戦闘機でも投下できうまく使えば地下数百メートルまで破壊できるというからまさにアフガン向きの兵器には違いない。10/11付各紙によるとアメリカ軍はバンカーバスターGBU28 でアフガンを攻撃した。B61-11 もまたバンカーバスターの名で呼ばれている。

▲参考資料:WIRED NEWS10/8, 2001 nakayama.org/ polylogos/ chronique
●ヴィデオについては制作委員ジャミーラ高橋まで。 http://www.t3.rim.or.jp/~a-jamila/
●TAMA-31 掲載、2002