■国連はNATOのシリア死の部隊について沈黙する■
Land Destroyer 2 May 2012 by Tony Cartalucciシリア反体制派のテロ行為の国際法違反をさらけ出すことで、国連
のだんまり2011年以降、人騒がせなシリア政府の"蛮行"の大ニュースの下
に葬られるのだが、シリアの不穏な状勢についての報道に、シリア
反体制派内の放火犯やガンマン(殺し屋)の報告が盛り込まれてき
ている。もっと最近では、治安部隊と一般人双方の誘拐、拷問、殺
人事件を含め、確かにシリア反体制派「シリア自由軍(Free Syrian
Army)」が広範囲にわたる組織的悪習を行なっているのをヒューマ
ンライツウォッチ(HRW)が認めてきている。「シリア:虐待を犯す武装した反政府グループ」と表題をつける
HRWの報告は、拉致、拷問、処刑の3部からなる。また大体は治安
部隊や政府支持者に向かって遂行される残虐行為に集中するねらい
なのに対し、報告は一般人の犠牲の記載も同様に示される。しかしながら今回、どのような見せかけも終わりを告げられシリア
の反体制派が全土で無差別の爆弾装置を製造し配備していることが
認められる。昨年のほぼ戦闘の発端以来、外国でも国内でも、既存
のものと全く別のメディアによって、シリア反体制派がテロリスト
として言及されてきている。西側諸国の報道機関は、この事実をで
きるだけ長いこと曖昧にしようと謀ってきており、その過程ですで
に彼ら自身の正当性は修復できないほどそこなわれる。シリア反体制派のテロリスト的な本性と、シリアでの衝突に関して
発端から全世界の聴衆に向かって指図する不誠実の深みとの両方で
ますます強くなる実体の認識度を否認することで、国連、NATO(北
大西洋条約機構)、欧米のなあなあのメディア販路は、その正当性
と彼らが遵守すると主張する国際法をすっかりそこなう。合衆国の
シンクタンク、ブルッキングズ研究所は、リビアに関して、部族国
家をめぐって「国際法の第一位」を言い切ることに従事したと公然
と述べた。リビアでそして現在はシリアでも、このようなひどい不公正、策謀、
偽善行為が国際法のもとに存在するとき、そんな国際法はまったく
地球規模で他者に反して少数派によって動かされる支配システムと
いうことだ。「国際法」は全世界の法人資本家の寡頭政治執政者の
単に最近の傲慢な布告としてあばかれ、ちょうど彼らがテロリスト
をリビアからシリアさらにほかへとてこ入れする時でさえ、人道主
義の懸念として飾り立てられる。まさにシリアの反体制派が確かに
停戦に違反するのを国連が認めはじめた時でさえ、彼らは暴力が明
白にはびこるにおよび、押えきれなくなるままにするだけだ。反体制派が爆弾製造の材料やカラシニコフ銃をシリアのイトスギか
らむしり取っていると、まさか世界が真に受けると国連は思っては
いないし、目下のところ明らかにテロリストキャンペーンであるも
のは何でも支持する米国主導の"シリアの友人"指導者集団から国連
が認める”平和協定”のあからさまの違反行為として、疑いなくこの
ような兵器、訓練、現金が国境をするすると通るのを大変よくわか
っている。あいにく国連はやめるよう求めてくれないし、シリア反体制派への
欧米の支援について言及すらしない。代りに、"人道主義の限定され
た空路"の設定と武装したNATO軍による"安全地帯"の設定という
彼らのオリジナル案で続行するため暴力を行使する。国際法と一致
しないで、ただ西側諸国の傲慢な野心のために主権のある一民族国
家としてのシリアを分割し破壊するため、反体制派はこの確立した
安全地帯から、シリア国民に向かって暴力のキャンペーンを続ける
ことができる。シリア国民に対して確かにテロリスト的な一連の軍事行動の最中に、
シリア反体制派が恐ろしい残虐行為を犯すことを除いては、米・英・
仏、サウジアラビア、カタールを含む"シリアの友人"の中核からの
武器、資金手当、装備、訓練および政略的支えがあって彼らがそう
することを忘れないでいる必要がある。△Land Destroyer(国土破壊者)は、地政学的要因を監視するタイ
のバンコクに拠点を置くオルタナティヴなニュースブログ。
http://landdestroyer.blogspot.com/=======================================
◇ 米紙ワシントンポストは5月16日、米国がアサド政権との闘争
を続けるシリアの反体制派に対戦車火器など高性能の武器を供与す
る手助けをしていると報じた。ワシントンポスト紙が米政府高官らの話として伝えたところによる
と、新たな武器の資金は湾岸諸国が援助しており、オバマ政権は反
体制派に武器や資金を直接は供与していない。だが米政府はシリア
の反体制派やこれと連合する兵士らとの連携を強化しており、海外
から反体制派を支援する諸団体をつなぐ役割を担っているという。こうしたワシントンポスト紙の報道について、米国務省のビクトリ
ア・ヌーランド報道官は、「情報を解釈しすぎだ」と評し、反体制
側の民間人を対象とした支援は医薬品や通信機器など武器を除いた
物資に限定するという米政府の方針に変わりはないと主張した。(引用元:AFP通信 2012年5月17日)
△ 米紙ワシントンポストは16日付で米政府当局者らの話として、
サウジアラビアやカタールなどの資金援助によりシリア反体制派に
大量の武器が流れ込んでいると伝えた。
米政府当局者は、米国は武器を供与していないと強調。一方でオバ
マ政権は反体制派との接触を活発化させていると述べ、湾岸諸国と
の間の調整役を果たすことによって反体制派を間接的に後押しして
いることを認めた。
同紙は、多くの米当局者がシリア国内の軍事衝突の拡大は避けられ
ないとみていると報じた。
アサド政権と対峙するシリア反体制派はこの数週間で質量ともに格
段に軍備を増強し、首都ダマスカスのほかトルコやレバノンとの国
境近くに武器を蓄えているという。(引用元:共同通信 2012年5月17日)
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