戦争犯罪人ディック・チェイニーが新しい心臓を手に入れた。
これは悪いジョークなんかではありません。
彼が受けたのは植え込み型補助心臓。何度も心臓発作を起こし、
バイパス手術やカテーテル治療を受けていたのが、心筋梗塞から
心不全となって、この植え込み型の補助心臓となったらしい。
あのディック・チェイニーだから考えてしまうことがある。もしも
彼が早い時期の発作で逝っていたらイラクのようなデタラメな戦争
もなかったかもしれないと。彼が生き延びたがために、あまりにも
多くの命が犠牲になった事実について、考えないわけにいかない。
彼の替わりに誰が死んだのか?

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■ 戦争犯罪人ディック・チェイニーが新しい心臓を手に入れた■
Salon 25 March 2012 by Bobbot

20カ月待ちでディック・チェイニーがうまく心臓移植にこぎ着け
た。彼は71歳。心臓提供者(ドナー)を彼は自分で仕留めたか、
うまく仕留める別人がいたか?以前の心臓を彼はドアストップとし
て使おうとしている?

私は多少からかい半分で書きたかった、ちょっとした笑い話にさせ
たかったが、それ以上に私は怒っていた。65歳でたくさんの人間
が、その年齢ではこの種の外科手術には不適格だと取り下げられる。
代金を払ったのは誰か?これが彼の"政府のヘルスケア"の一部分だ
ったのか?そんな代物はうまくいかないし、仮にそれが庶民に与え
られたとすれば、わが国を滅ぼすことになるんだろ?

私は社会保障制度無資格になろうという耐えがたい3年を過ごして
きている、それなのにこの大富豪のくそったれは、いまいましくも
心臓移植してもらえる。

医師らが彼の身体を切開したとき、本当に心臓はあったのだろうか、
まさに中指を立てた拳(フィスト)だったんではないかと思う。

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◇心臓移植、若者が優先? 71歳チェイニー氏手術で論議

心臓移植に当たって年齢は考慮すべきか

71歳のチェイニー前米副大統領が心臓移植を受けたことをきっか
けに年齢をめぐる議論が起きている。医療技術の向上で、高齢でも
移植を受けられるようになった半面、臓器提供者(ドナー)は不足、
若年者に配慮すべきだとの意見も出ている。

心臓移植について、日本では関係学会がつくる基準で「60歳未満
が望ましい」としているが、米国では医師の判断に委ねられる。

チェイニー氏は24日、匿名のドナーから提供された心臓の移植手
術を受け、経過は順調という。移植までは20カ月間の待機期間が
あったといい、米心臓協会の担当者はAP通信に「これだけ待った
という事実が特別扱いではないことを示している」と話した。

だが、心臓医のスクリプス・トランスレーショナル科学研究所のト
ポル所長は、「問題はチェイニー氏が移植を受けたことではなく、
だれが受けられなかったかだ」と指摘。ペンシルベニア大学のカプ
ラン教授(生命倫理)も「移植による恩恵をより受けることのでき
る若い世代のために年齢も考慮すべきではないか」と話している。

(引用元:朝日新聞 2012年3月28日)
http://www.asahi.com/international/update/0328/TKY201203280271.html

 


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